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徹底解説!オーシャンスピア スピニングモデル OSP-53SPファーストインプレッション!現行モデルとの比較や使い分け、注意点はイカに?

みなさまこんにちは!Ripple Fishing Web しんちゃんです!

先日のメタルティップラン釣行でオーシャンスピア スピニングモデル OSP-53SPを初めて使いましたので僕なりのファーストインプレッションや現行モデルとの比較に使い分け方法、注意点などをお届けしたいと思います!

”クレイジーオーシャンHPより引用”

オーシャンスピア スピニングモデルOSP-53SPファーストインプレッション

まずはファーストインプレッションです。アングラー目線から見た素直な感想などをご紹介します。

オーシャンスピア スピニングモデルOSP-53SPはグリップエンドが長い

オーシャンスピア スピニングモデルOSP-53SPはグリップエンドが長いので脇に挟んで使用することができます。ベイトモデルは短く硬いので落下防止のために尻手ロープを結んでいましたがスピニングモデルはその必要はありません。(心配な方は 尻手ロープ をおすすめします)

上:OSP-50C 中:OSP-SG50C 下:OSP-53SP

オーシャンスピア スピニングモデルOSP-53SPはシャープで切れ味鋭い刃!

オーシャンスピア スピニングモデルOSP-53SPはショートロッドでありながら短さはさほど感じず、シャープ感があります。また、MAX40号(160g)のスッテに適合しているだけあってシャクリ感は切れ味抜群でスッテがキビキビ動いている感じが伝わります。

オーシャンスピア スピニングモデルOSP-53SPのテクニカルトップは感度抜群!

オーシャンスピアの形状記憶チタンの金属穂先テクニカルトップは全てのモデルに搭載されています。
スピニングモデルでもベイトモデルと変わりなくイカの繊細なアタリが高感度でとれます。
また先日の茱崎沖のようにウネリや潮が早くても前アタリから明確なアタリまで感じ取る事ができます。

上:OSP-50C 中:OSP-SG50C 下:OSP-53SP

オーシャンスピア スピニングモデルOSP-53SPは脅威のバットパワー!

先日の茱崎沖は特に潮が早く大型イカの引きと合わせたら強烈な負荷がかかっているはずですが大型ケンサキイカがダブルで掛かってもロッドが負けること無く取り込む事が出来ました。
これが柔らかいイカメタルロッドだとパワーが負けてしまい恐らく疲労感半端なかったと思います。

オーシャンスピア スピニングモデル OSP-53SPはやっぱりシャクリやすい

メタルティップランはその名のごとくティップランなのでやはりスピニングモデルのほうが楽にシャクれます。また、スッテのぶっこみ(落とし込み)や巻き落とし等、メタルティップランの基本動作がスピーディに行えます。

”クレイジーオーシャンHPより引用”

オーシャンスピアのスピニングモデルOSP-53SPは僕のお気に入りロッドのコンパクトバージョン!

僕がティップランで愛用しているロッドはオーシャンソード66Mです。65のスーパーセンシティブよりも若干固めでパワーがあります。
今回手にしたオーシャンスピア スピニングモデルOSP-53SPはこのオーシャンソード66Mを超コンパクトにしたイメージで僕のスタイルに良く合っていると思います。

オーシャンソード OS-66M ディープスキップ66(ソリッドティップ)

ここまでがオーシャンスピアスピニングモデルOSP-53SPのファーストインプレッションになりますが次に現行のベイトモデルとの比較や僕なりの使い分けについてご紹介したいとも思います。

徹底比較!オーシャンスピアスピニングモデルOSP-53SPは現行モデルとどこが違うの?

それでは現行モデルと比較するとどのような違いがあるのでしょうか?オーシャンスピアの概要や当時のレビュー記事も含めてご紹介します。

オーシャンスピアの概要

オーシャンスピアは進化系イカメタル、メタルティップラン専用ロッドとしてクレイジーオーシャン(オーパデザイン)より2019年にリリースされました。2020年にはスパイラルガイドモデル、そして2021年は満を持して今回ご紹介するスピニングモデルがリリースされました。

・ティップ部分を比較するガイドの数と間隔が違います。

これにより、ティップの曲がり具合が穂先だけではなくティップ全体がカーブするようになっています。

上:OSP-50C 中:OSP-SG50C 下:OSP-53SP 同じテンションを掛けています。 上:OSP-50Cの曲がり方と比較すると一目瞭然ですね。

・ベイトモデルと比較するとグリップエンドが長くなりロゴが反対になっています。

上:OSP-50c 中:OSP-SG50c 下:OSP-53SP
上:OSP-50C 中:OSP-SG50C 下:OSP-53SP

これによって脇にグリップを挟む事が可能になっています。シャクル時やイカを掛けた時に疲れにくくリールも巻きやすくなっています。ロゴはスピニングリールを下につけるので反対になっていると思われます。

“クレイジーオーシャンHPより引用”

ざっと比較するとこんな感じになりますが、モデル別にして僕なりに簡単レビューすると

モデル別簡単レビュー
  • 2019年ベイト OSP-50C
  • 短くて硬い棒でありながら、ティップは超高感度
  • 2020年 OSP-SG50C
  • ストレートガイドモデルより若干ティップが柔らかくなり感度は高感度
  • 2021年 OSP-53SP
  • ティップの柔らかさと感度はスパイラルガイドと同等で全体的には張りがありグリップエンドが長くなった。
  • こんな感じです。

    オーシャンスピアスピニングモデルとベイトモデルの使い分けは?

    3機種揃ったオーシャンスピアはどう使い分けするのが良いのでしょうか?僕なりの使い分けイメージをご紹介します。

    ベイトストレートガイドモデル OSP-50C

    ストレートガイドモデルは3機種の中で最も硬くスッテのアクションがつけやすいのでとにかく、たたき(シェイク)で海中をひっかきまわして波動を起してイカのやる気を誘発したい時に使用します。

    ベイトスパイラルガイドモデル OSP-SG50C

    スパイラルガイドモデルは、その日の釣り始めに使いたいモデルでじっくりタナを探ったり、逆に素早く狙ったタナに正確にスッテを送り込む時に使います。

    スピニングモデル OSP-SP53SP

    スピニングモデルは、高活性時に手返し良くスッテローテーションを繰り返す時や、逆にアタリが止まった時にキャストしてイカを探して引っ張ってくる時に使います。また、ボトム狙いで一気にスッテを落とし込むときも有効です。

    以上が使い分けイメージです。これにギア比の違ったリールや仕掛け、スッテのサイズなどを調整して使い分けたいと思います。

    あわせて読みたい

    オーシャンスピアのスピニングモデルを使う時の注意点

    オーシャンスピアを使う時の注意点のひとつに仕掛けの巻き込みが挙げられます。これを防ぐために有効なのが仕掛けのスイベルにウキ止めゴムをはめ込む事です。


    こうすることによって万が一巻き込みかけてもウキ止めゴムがショックになってティップの破損を軽減出来ます。
    特にスピニングモデルの場合はカウンター付きベイトリールのように巻取りの際の警告音が鳴らないので要注意です。
    実際僕も先日よそ見をしていて巻き込みかけましたがウキ止めゴムのショックで事なきを得ました。

    ウキ止めゴムがイカの反応に影響でないかと思われがちですが全く影響はないです。

    3機種揃ったオーシャンスピアでメタルティップランを楽しもう

    今回は『徹底解説!オーシャンスピア スピニングモデル OSP-53SPファーストインプレッション!現行モデルとの比較や使い分け、注意点はイカに?』というタイトルでオーシャンスピアについてご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?
    あくまでも私個人のインプレになりますので感じ方は人それぞれ違うと思いますが、一つだけ言えることはメタルティップランという新しいイカメタルスタイルはすごく楽しく良く釣れる方法だということです。

    初めてメタルティップランの事をお聞きした時の模様は下記ブログに書いていますのでお読みいただけると幸いです。

    メタルティップラン・オーシャンスピア!インプレ編(前編)

    メタルティップラン・オーシャンスピア!インプレ編(後編)

    今シーズンはこの3機種でメタルティップランを楽しみたいと思います。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    最後にもう一言

    メタルティップラン最高~♫

    Good fishing with Ripple!

    〇瀬さんのオーシャンスピアOSP-53SP炸裂シーン!再生回数伸びてます!


    ABOUT ME
    Lonely Shinchan
    ・関西在住のスクイッドアングラー(イカ釣り師) ・運営サイト イカメタルとメタルティップランエギングの情報サイト「Squid funk in the ripples」 ・TSURINEWS Webライター  ・TSURINEWS コンテンツ大賞2019 TSURINEWS賞受賞 ・TSURINEWS コンテンツ大賞2020 TSURINEWS賞受賞 びわこのほとりに住むアングラーです。ブラックバス釣りを経て今ではイカ釣りメインに日本海は福井県、太平洋では三重県を中心としてイカメタルにティップラン、年中イカ釣りを楽しんでいます。時々ジギングやります。