みなさまこんにちは!Ripple Fishing Web しんちゃんです。さて、前回の敦賀沖のイカメタル開幕戦を少し深掘りしてみたいと思います。今回は「ディープゾーンのイカメタル」の攻略法のお話です。
水深85mをイカメタルで狙う時の攻略法!
先日のイカメタルは敦賀沖です。敦賀のイカメタルは私の経験上、水深が深い場合が多いです。しかし深くなってもライトでイカが浮いてきますので最盛期には基本的に中層、つまり20~40mでのイカメタルゲームが楽しめます。
さて、今年は昨年同様この時期にナイスサイズのケンサキイカが釣れています。
この時期のナイスサイズのケンサキイカを狙う場合はボトムつまり、べた底でのイカメタルゲームが中心になります。
先日は水深85m。イカメタルでボトムを狙えるギリギリの深さになります。そんな時の注意点と攻略法をご紹介したいと思います。
イカメタルでディープゾーンのボトム(べた底)を狙う時はリールのドラグ調整に注意しよう!
やった、来たー🦑!あれ、バレた!今間違いなく乗ったのになあ・・・。
気を取り直して・・・来たー🦑今度は大丈夫でしょ!!え?またバレた💦
みなさんもこんな経験がおありだと思います。私も最初、え?なんでって思っていました。
この日は85mのボトム(べた底)狙いでしかもテンションフォールメインのスローな展開です。
しかも潮は手前に差してきてラインは約90m出ています。
タックルはオーシャンスピア、つまりショートロッドです。
私はこの時オーシャンスピアは基本、メタルティップラン用なので、バレるのを防ぐためにドラグを緩くセッティングしていました。
水深が深ければラインが斜めに出たり潮が効いているとカーブしています。
そしてこれだけ深ければ通常のイカメタルロッドを使用した場合、イカのアタリがあって即座に合わせてもダイレクトにスッテに伝りません。
オーシャンスピアはロッドの構造上、硬いのでこの深さであっても通常のイカメタル用ロッドより合わせが決まります。
しかし、ドラグが緩かったらせっかく合わせが決まってもしっかりとフッキングが出来ていないのです。
これに気づいてドラグを締めてみると・・・。
そうか!ドラグが緩かったんや!てか気づくの遅すぎやろ!
あ、来たー🦑今度はバッチリフッキング!バレませんように・・・。
ひとつめのポイントは「ドラグ調整です」狙い方やポイントによって調整してみてくだいね
イカメタルでディープソーンのボトム(べた底)を狙う場合はタックルセレクトに注意しよう!
来たー🦑今度はナイスサイズ!慎重に慎重に巻いて巻いて!また巻いて巻いて!っていつまで巻くねん!
はい、みなさんも・・・。もうええか(笑)
ディープソーンのボトムでヒットした場合、当然ながらイカを上げるのにリールを何回も巻く必要があります。つまり・・・。手返しが悪くて辛い・・・。
この日のタックルは
ロッド:クレイジーオーシャン(オーパデザイン)
・オーシャンスピアOSP-SG50C
・オーシャンスピアOSP-50C
リール:シマノ
・バルケッタ301PG
・バルケッタ201HG
メインは オーシャンスピアOSP-SG50C に バルケッタ301PG を使用していました。
バルケッタ301PG のスペックはギア比5.8 最大巻上長(cm/ハンドル1回転)は58㎝、ラインが90m出ているとすると単純計算で9000㎝/58㎝=155,つまり155回巻くことになります。
ちなみに バルケッタ201HG だと128回になります。
そして、間瀬さんが使っていたオーシャンスピアのスピニングモデルに合わせたリールは
・ルビアスLT3000(ダイワ)
スペックは ギア比5.2 最大巻上長(cm/ハンドル1回転)は77㎝ 、ラインが90m出ているとすると単純計算で9000㎝/77㎝=117,つまり117回巻くことになります。
僕155回、間瀬さん117回で38回の差があります。しかもドラグ調整や性能はスピニングのほうに分があります。
狙うタナが深い場合はスピニングタックル、リールはハイギアがベストですね。
ハイギアの利点は手返しが良くなり、ルアーチェンジに適しています。
逆にマイナス要素はワンピッチで巻くとタナが上がりすぎていしまします。
しかしこの日のメインパターンはべた底でリールを巻かずにロッドワークでのテンションフォール。
間瀬さんのタックルはまさにこの日のベストタックルで、竿頭に迫る好釣果だったことが証明しています。
今回のイカメタルは事前に水深100mあたりのポイントだと聞いていましたが、狙うポイントはせいぜい50m位かなって思っていました。 まあその日の状況に応じて狙うタナは変わりますが、可能な限り事前に船長に確認することをおすすめします。
この日はオーシャンスピアのスピニングモデルが大活躍!
2つ目のポイントはタックルセレクトです。
僕も次回はオーシャンスピアのスピニングモデルを使ってみますね!
イカメタルでディープゾーンのボトム(べた底)を狙う時は スッテのサイズ(ウェイト)に注意しよう!
なんか潮が早くなってきたな~・・・。手前に差してくる・・・💦
あ、来た~🦑こんな時に限ってヒット!なんかやり辛い
この日の潮は最初緩かったのですが時折手前に差してきて船の下にラインが流されてしまうことがありました。
そして、やはり潮が動くとイカの活性もあがり、ヒット率が高くなります。ヒットすると当然深いので巻き上げに苦労します。しかもラインが流れているのでおまつりしてしまう可能性も高まります。幸いおまつりはしなかったのですがやはりやり辛くアクションもつけにくい。
この日の僕のメインスッテサイズは20号です。(敦賀やオバマは20号、茱崎は15号って勝手にイメージしています)しかし20号でも流される場合は25号、30号もやっぱり必要ですね。
釣果に影響することもありますが、おまつりは同船者に迷惑をかけることになりますので状況に応じてスッテサイズを変更することが大切です。
そしてこの日の竿頭、すわさんがよく釣っていたスッテはAnisakisの新しいスッテ『ともぐいスッテ』の28号!
状況に応じたスッテサイズをチョイスされた事が好釣果につながったのではないでしょうか。
3つ目のポイントは スッテのサイズ(ウェイト) です。
Anisakisの新しいスッテ『ともぐいスッテ』 よく釣れますよ🦑
※船によってはおまつり防止のためサイズを指定されることもありますのでご注意ください。
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敦賀沖のイカメタル&メタルティップランは楽しみがいっぱい!
今回は前回のイカメタルの状況を少し深掘りしてみましたがいかがだったでしょうか?なんだそんな事かって思
われるかもしれませんが実際に気づかないことや出来ていないことが多々あると思います。
この記事が皆さんの釣果UPや次回のイカメタル釣行に向けて少しでもお役に立てれば幸いです。
さて、GW真っ只中、敦賀沖のイカメタルは今が熱いです。また、越前、茱崎も開幕したようですよ🦑
このブログを書いているたった今、茱崎のオーシャンクイーン様からイカメタル募集のお知らせが
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色々と事情はありますが、感染対策を万全にしてイカメタル&メタルティップランを楽しんでくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた~!
Good fishing with Ripple!